家を建てる人に一番大切なことは見積書チェックの方法を知ること

ほとんどの建て主は、家づくりにおいて余りにも無知である。

ほとんどの建て主にとって一生一度の家づくり、

一生で一番高い買物である家づくりであるにもかかわらず、余りにも無知である。

・見積書とはどういうものか

・何故見積書が存在しているか。見積書の必要性は

・見積書には何が記載されていなければならないか

・見積書の見かた、チェックの仕方

を知っている建て主はまずいない。

○建て主が余りにも無知だから、不適切な住宅会社(ハウスメーカー、工務店）が横行する

不適切な住宅会社(ハウスメーカー、工務店）を横行させ、住宅被害者を作っているのは無知な建て主である、あなたがた。

被害にあった家族の将来まで壊されても自業自得と言わざるえない。

○住宅被害には、どのようなものがあるか

・手抜き欠陥工事がある
・約束が守られない
・知らない追加工事を請求された
・入居後、不具合が生じても直しに来ない
・工事費に相応しくない家、低級な家を造られた
・工事費をごまかされた

このような被害を与える住宅会社(ハウスメーカー、工務店）は、見積書を見れば分かる。

あなたが見積書をチェックしないから被害者にされる。

あなたに見積書をチェックする能力知識がないことを見抜かれて被害者にされる。

あなたに見積書をチェックする能力知識がないことを見抜かれ、不当な工事費を請求される。

あなたに見積書をチェックする能力知識がないことを見抜かれ、工事費を誤魔化される。

○住宅被害者にされた原因は、全てあなたの見積りチェック能力不足･知識不足にある

○あなたに見積りチェックできるだけの能力・知識がないのなら、なぜ専門家に援助を求めない。

専門家に見積もりチェック費用を払うのが惜しい？

一生一度の家づくりをするのでしょう？

一生で一番高い買物をするのでしょう？

一生かけて返済する借金（ローン）を組んで建てるのでしょう？

○見積りチェック費用を数万円払っても

手抜き欠陥工事が防げた
約束が守られた
不当な工事費を払わずに済んだ
工事費に相応しい家が建ったら安いもの

数万円惜しんで、数百万円、数千万円損しますか。

○見積書は何故必要か

1)見積書からあなたの家の価値が分かる。工事費価格＝価値ではない
2)見積書には、あなたの家として返されるお金と、あなたの家として返されず何処かに消えていくお金が記されている
3)見積書には、トラブルを防ぐ源が記されている
4)見積書には、あなたが主張できる権利が記されている
5)見積書から、信頼できる業者かそうでない業者かが分かる
6)見積書から、あなたを欺き騙してる業者が分かる
7)見積書から、手抜き欠陥工事をする危険性のある業者が分かる

これらが全て分かるのが見積書。見積書が必要な理由。

○残念なことにほとんどの住宅会社(ハウスメーカー、工務店）は、見積書を改竄し、1)～4)を分からなくしている。

分からなくしている見積書でも必要。信頼できない業者、依頼する値打のない業者だということが分かったではないか。

○見積書の見かた

見積書で示された工事金額などどうでもよい。

見積書の見かたを知らない建て主は、このどうでもよい工事金額、総額しか見ない。

・坪当り××万円、標準仕様坪単価××万円、○○工事一式など悪名高い一式見積りではないか、チェックする。

・使用材の明細数量と単価が明示されているかチェックする

・労務費の明細数量と単価が明示されているかチェックする

・経費利益の明細と単価が明示されているかチェックする

例えば、

営業マンに払われているマージンは幾らか
会長・社長・取締役の給与手当てとして幾ら使われているか
モデルハウス償却費として幾ら負担させられているか
宣伝広告費を幾ら負担させられているか

などなど、数十項目に区分され、あなたの家に使われず、どこにどれだけのお金が消えていくか、明示されているかをチェックする。

これら全てを調べるのが見積書チェック、見積書の見かた。

○あなたに見積書をチェックできるだけの知識・能力がないなら、専門家にチェックしてもらいましょう。

家を建てる人に一番大切なことは見積書チェックの方法を知ること。見積書チェックの方法を知ることで工務店の良し悪しがわかる。見積書チェックの方法を知ることで見積金額が適正か適正でないか分かる。見積書チェックの方法を知ることで建築主を欺き騙す工務店かそうでない工務店か分かる。見積書チェックの方法を知ることでトラブルを発生させる工務店か発生させない工務店かが分かる。見積書チェックの方法を知ることで信頼できる工務店か信頼できない工務店かが分かる。

工務店・ハウスメーカーの全てが、良い工務店・ハウスメーカーばかりではありません。建て主を欺きだます、いい加減な概算見積書を用いる業者もいる。

他人事と思わないことです。あなたの家を建てた業者も、そんないい加減な業者かもしれません。

いま、話を進めている工務店・ハウスメーカーが、いい加減な概算見積書を用いるいい加減な業者かもしれません。

いい加減な概算見積書の見本は、こちらのページに掲載しています。

見積書の見方その１

あなたはおそらく家づくりが初めて、見積書を見るのも初めてでしょう。あなたに見積書をチェックすることはできません。

そんなあなたに見積書の見方をお教えしましょう。これを知っているだけで信頼できる工務店・ハウスメーカーかそうでない工務店・ハウスメーカーか、見分けられるようになります。

まず、

信頼できる工務店・ハウスメーカーは、法に則った書式で見積書を作成します。

そうでない工務店・ハウスメーカーは、法などを無視して、好き勝手な見積書を作成します。

見積書の見方その２

工務店・ハウスメーカーから見積書を入手したら、以下に注意して見てみましょう。

・なぜそれだけの工事額となるか、内訳が明らかになっているかどうか

・どこのどれだけのお金が使われるか、明らかになっているかどうか

・下請けの専門工事業者に渡るお金が明らかになっているかどうか

・工務店・ハウスメーカーの取り分（必要な経費・利益）が明らかになっているかどうか

それらが明らかでない見積書は、法を無視した見積書、概算見積書というものです。

概算見積書をあなたに提示するような工務店・ハウスメーカーは、信頼できない工務店・ハウスメーカーです。

見積書の見方その３

工務店・ハウスメーカーから入手した見積書を詳しく見ていきましょう。

基礎工事　べた基礎○○m2・・平米単価は○万円　　としか書かれていないのではないですか

木工事　　　木材　○○m3・・立米単価は○万円とか、○○m2・・平米単価は○万円　としか書かれていないのではないですか

大工手間　　○○m2・・平米単価は○万円　としか書かれていないのではないですか

このような計上のしかたをしているのは、みな、法を無視した見積書、概算見積書というものです。

概算見積書をあなたに提示するような工務店・ハウスメーカーは、信頼できない工務店・ハウスメーカーです。

見積書の見方その４

営業マンが何度も訪ねてきて、商談が進みましたか。その営業マンの人件費が、見積書に計上されていますか。

営業マンの人件費および経費の項目が見積書のどこにもないのなら、それは法を無視した見積書、概算見積書というものです。

概算見積書をあなたに提示するような工務店・ハウスメーカーは、信頼できない工務店・ハウスメーカーです。

見積書の見方その５

その工務店・ハウスメーカーにすると決めたのは、住宅展示場・モデルハウスを見たからですか。

その工務店・ハウスメーカーがモデルハウスを持っているなら、そのモデルハウスの建設にかかった費用、維持管理にかかる経費は、とうぜん、あなたにも応分負担させられるはずです。

工務店・ハウスメーカーが提示した見積書に、モデルハウス維持監理費応分負担の経費は計上されていましたか。

その経費項目が見積書のどこにもないのなら、それは法を無視した見積書、概算見積書というものです。

概算見積書をあなたに提示するような工務店・ハウスメーカーは、信頼できない工務店・ハウスメーカーです。

法に則った書式の正しい見積書であれば、家に直接使われるお金だけでなく、その工務店・ハウスメーカーの経費についても事細かく記されていなければなりません。「見積書の見方その２」であげた内容が見積書に盛り込まれていなければならないということです。

そうでない見積書は全て、概算見積書です。

概算見積書をあなたに提示するような工務店・ハウスメーカーは、信頼できない工務店・ハウスメーカーです。

そのような工務店・ハウスメーカーを相手にして、初めて家づくりをしようとしている素人のあなたが敵うはずもありません。

工務店・ハウスメーカーが提示した見積書が概算見積書であったなら、見積書チェックが行える設計事務所にその見積書を見てもらうことです。

見積書をチェックすること、それ以降、あなたの代理人として工務店・ハウスメーカーと交渉してもらうことを設計事務所に依頼しましょう。

それ以外に、概算見積り業者を相手にして、騙されることなく、家を建てる方法はない。

法に則った書式の見積書を作ってもらう方法は次の３通り

１．設計事務所に原価見積書の作成を依頼する

２．設計事務所に相見積り用の積算書作成を依頼し、複数の業者で相見積もり・競争入札を行う

３．家づくりネットワーク方式の家づくり

家づくりネットワーク方式の家づくりは、原価公開・分離発注・第三者監理の家づくり。

工務店・ハウスメーカーが提示する見積書が、法に則った書式の正しい見積書か、建て主をだますためのいい加減な見積書か、判断できる知識を持っている建て主はほんの僅かしかいないでしょう。

でも、ここまで読み進められたあなたは、その判断を下せるだけの知識を得ました。

複数の工務店・ハウスメーカーから見積書を出させる目的は、そこに記された見積額を比べるのではありません。正しい見積書を提示してくる工務店・ハウスメーカーがどこか、信頼できる工務店・ハウスメーカーはどこかを見極めるためです。

これが正しい見積書の見方です。

工務店・ハウスメーカーが提示する見積書は、ほぼ１００％、概算見積書です。

それでも、そんな信頼できない見積書を提示する工務店・ハウスメーカーに家づくりをまかせるという人は、その見積書を第三者の専門家にチェックしてもらうことが必須です。

大切なお金を余計に搾取されたくなければ、絶対に第三者の専門家の見積書チェックを受けましょう。

第三者の専門家とは、、建築士個人であったり設計事務所ですが、その専門家に見積書をチェックしてもらうのは、もちろん、タダというわけにはいきません。

その専門家に見積書チェック費用を払う必要があります。

でもこれは、成功報酬型でチェック依頼すればよいのです。すなわち、見積書チェックして、工務店・ハウスメーカーの見積額を正当にダウンさせる。そのダウン額の何割かを、専門家に成功報酬として支払う。

こうすれば、あなたの金銭リスクはゼロです。

専門家に見積書チェックを依頼すれば、工務店・ハウスメーカーの見積額は必ずダウンします。あなたは何もしなくても、工事費見積額が何割かダウンし、そのダウンした額の何割かを専門家に報酬として支払えばよいのですから、あなたのリスクゼロ、あなたのデメリットゼロでしょう？

専門家に代行してもらうにしても、工務店・ハウスメーカーを相手にして、コストダウン交渉ですったもんだするのは、自分の柄じゃないという人は、工務店・ハウスメーカーが介在しない家づくり、家づくりネットワーク方式の家づくりを行えばよいでしょう。

工事費見積り金額に含まれるお金比較１

	工務店・ハウスメーカー	家づくりネットワーク方式の家づくり
営業マン人件費・経費	含まれる	ない
モデルハウス・住宅展示場償却費・維持費	含まれる	ない
宣伝広告費	含まれる	ない

工務店・ハウスメーカーには必要でも家づくりネットワーク方式の家づくりには不要な経費費目の分だけ工事費が安くなる。

工務店・ハウスメーカーは、家づくりネットワーク方式の家づくりでは必要のない以下の経費・費目が必要となる。

工事費見積り金額に含まれるお金比較２

	工務店・ハウスメーカー	家づくりネットワーク方式の家づくり
現場監督の人件費・経費	含まれる	ない
現場監督の車両費	含まれる	ない
監理費	含まれる	監理費として見積もりに計上
間接部門の人件費・経費	含まれる	ない
間接部門の車両費	含まれる	ない

工務店・ハウスメーカーには必要でも家づくりネットワーク方式の家づくりには不要な経費費目の分だけ工事費が安くなる。

工務店・ハウスメーカーは、家づくりネットワーク方式の家づくりでは必要のない以下の経費・費目が必要となる。

工事費見積り金額に含まれるお金比較３

	工務店・ハウスメーカー	家づくりネットワーク方式の家づくり
ロイヤリティ・上納金	含まれる	ない
現場見学会・完成見学会開催経費	含まれる	ない
チラシ・パンフレット制作費	含まれる	ない

工務店・ハウスメーカーには必要でも家づくりネットワーク方式の家づくりには不要な経費費目の分だけ工事費が安くなる。

工務店・ハウスメーカーは、家づくりネットワーク方式の家づくりでは必要のない以下の経費・費目が必要となる。

工事費見積り金額に含まれるお金比較４

	工務店・ハウスメーカー	家づくりネットワーク方式の家づくり
経営陣の報酬・経費	含まれる	ない
社屋償却費・家賃	含まれる	ない
通信費・光熱水費	含まれる	ない
福利厚生費	含まれる	ない
事務費	含まれる	ない

などなど。

工務店・ハウスメーカーには必要でも家づくりネットワーク方式の家づくりには不要な経費費目の分だけ工事費が安くなる。

家づくりネットワーク方式の家づくりの案内をもう一度。

光洋一級建築士事務所は、建て主の方々にいい家を安く建てていただくために、家づくりネットワーク方式の家づくりを提唱・実践しています。

家づくりネットワーク方式の家づくりは、原価公開・分離発注・第三者監理の家づくり。

同じ条件で家を建てるなら、一番安く作れるのが家づくりネットワーク方式の家づくり。

同じだけの工事費で建てるなら、一番良い家作れるのが家づくりネットワーク方式の家づくり。

手抜き・欠陥工事を行われる可能性が一番少ないのが、家づくりネットワーク方式の家づくり。

家づくりネットワーク方式の家づくりは、それなりの知識と能力があれば、どこの設計事務所にでも行えます。

あなたが家を建てようとする地にある設計事務所にでも行える。

家づくりネットワーク方式の家づくり、そのように光洋一級建築士事務所が作り上げています。

家づくりネットワーク方式の家づくりは、場所と人を選びません。

徳島県で家を建てようとしている人が、東京の設計事務所に家づくりネットワーク方式の家づくりを依頼してもよいのです。その東京の設計事務所が家づくりネットワーク方式の家づくりを行えるなら、徳島県を拠点とする光洋一級建築士事務所に家づくりネットワーク方式の家づくりを依頼したのと同じ結果が得られます。

家づくりネットワーク方式の家づくり、そのように光洋一級建築士事務所が作り上げています。

光洋一級建築士事務所の主な業務

１．個人建て主からの依頼で設計および原価見積書を作成

２．家づくりネットワーク方式の家づくりの実践

３．見積りチェック、見積書チェック

４．本当の相見積りのためのデータ作成（図面と積算書）

５．工事の監理

６．住宅調査、欠陥住宅の調査

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